[5ヶ月使用レビュー]HUAWEI WATCH FITは完成度が高すぎる

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[5ヶ月使用レビュー]HUAWEI WATCH FITは完成度が高すぎる

2020年10月2日にスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT」が発売されました。

発売日に入手して5ヶ月使い続けていますが、非常に満足しています。

手頃な価格で、非常に軽く、バッテリーが長期間もち、安っぽくなく、睡眠や運動、ストレスや血中酸素飽和度などを測れるなど、目立った欠点がありません。

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HUAWEI WATCH FIT

定価15,180円(税込)ですが、今は11,000円ぐらいで買えます。(2021/3/31現在)

いいところ

軽い

公式HPによると約21g (バンドを除く)です。文字盤が大きいのでズッシリしているだろうと思いきや、相当軽いです。

睡眠時も全く気になりません。

常時表示

腕時計として使うなら常時表示は欠かせません。バッテリーの持ちが半分になりますが、充電できないところに旅に行くわけではありませんので特に気になりませんね。

手首を返すことで点灯させるモードがありますが、うまく反応しなかったり、表示されるまでにタイムラグがあります。

普通の腕時計感覚で使いたいなら常時表示がおすすめです。

バッテリーがそこそこもつ

  • 常時表示
  • HUAWEI TruSleep:有効
  • 心拍数の継続的モニタリング:有効
  • 心拍数条件の警告:有効
  • 自動ストレステスト:有効
  • 血中酸素の自動測定:有効
  • 通知:オン(1日に数十回通知が来ます)
  • 明るさ:自動
  • スリープ:自動
  • 画面オン:10秒
  • 60分のエクササイズ(筋力トレーニング)を2回実施

結構厳しい条件ですが、入浴時以外はほぼ着けっぱなしで4日間過ごしてバッテリー残量は10%でした。

心拍計は常時測定しているわけではない

一見欠点のようですが違います。AIで無駄な測定を省くことでバッテリーの持ちを良くしています。

実際、ずっと座っている状態で時計の裏を確認すると、緑のライトが消えています。心拍が変化しづらい状況を判断して測定を中断しているように見えます。

常時表示は、外している時や睡眠中は消えてくれる

常時表示は便利ですが、バッテリーの減りはやっぱり気になるところ。ただ、腕から外している時や睡眠中は消えるので、必要最小限のバッテリー消費で済みます。

別売りのバンドが増えてきた

発売してから数ヶ月は別売りのバンドが無く、切れたりしたらどうしようかと思っていました。

ただ、半年近く経ってかなり増えてきました。

ガラスに傷がつかない

保護フィルム無しで使っていますが、本体はもちろんガラスにも傷は全くありません。

保護フィルムは不要です。

▼買ったばかりの状態と変わりません

ガラス

▼一方バンドは傷だらけ

バンド

ウォッチフェイスが思ったより充実している

執筆時点で147個のウォッチフェイスが公開されていて、少しづつ増えています。

ウォッチフェイス

▼実用性重視なものから

ウォッチフェイスの例

▼デザイン重視なものまで

ウォッチフェイスの例

最初はHUAWEIデザイン以外は質が悪かったのですが、最近は良いものが増えています。

▼最近のお気に入りはこれ。senaという方のデザインです

ウォッチフェイスの例

いまいちなところ

欠点らしい欠点は無いんですよね・・・。

バイブが弱い

ちょっと緩め(指一本が入るぐらい)に着けていると、気付かないことが多いです。特に速めに歩いている時など動きが激しい時。

通知を逃したくない場合は適度に締めた方がよいです。

ワークアウト中は常時表示にできない

ワークアウト中は、心拍数や時間を常に確認したいもの。

手首を回すかボタンを押さないと表示されないのはかなり不便です。

「屋外サイクリング」というワークアウトだけは常時表示に設定できます。走行中に手首を回したりボタンを押すのは危険だからなのでしょう。他のワークアウトでもできるようにしてほしかったです。

常時表示中に手首を回しても反応しない

時計が表示されているんだから別に反応しなくてもいいじゃない、と思いきや困ることがあるんです。

それは後で通知を確認する時。

通知が来た時はもちろん表示されるのですが、確認できないことありますよね。常時表示じゃない時は手首を回すと通知が再表示されるのですが、常時表示の時はボタンを押さないといけません。

これは何気にストレスが溜まります。

ワークアウトで脈拍が全く上がらないことがある

仕方ないことかもしれませんが、身体が温まっていない時は、ハアハア言うほど動いても60bpm前後だったりします。

しっかり動的ストレッチをやって手の先まで血行を良くしてからワークアウトするとちゃんと測れます。

バンドタイプがいいなら

もっと小さいものがいいとか、他の腕時計と併用したいならバンドタイプがおすすめです。

この2つなら後悔することはないと思います。

Xiaomi Mi スマートバンド5

4,490円(税込)。破格の安さです。

HUAWEI Band 4 pro

定価9,680円(税込)ですが、8,000円で買えます。(2021/3/31現在)

最後に

最近Xiaomiは「Mi Watch Lite」という、HUAWEI WATCH FITのポジションに近いスマートウォッチを発売しました。価格はなんと7,480円(税込)。

実際に使ったことがないのでおすすめすることはできませんが、レビューを見る限りでは全然悪くないデキのようです。

中~低価格帯は中国メーカーの独擅場と見ていいでしょう。安かろう悪かろうのイメージはもうありません。

そんな中国メーカーのスマートウォッチの中でも、今回紹介した「HUAWEI WATCH FIT」は完成度が非常に高く、Apple Watchのような多機能を求めない限りはまず後悔しないと思います。

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