[レビュー]第3世代SoundLiberty 53はMCSyncで音切れしないし高コスパな完全ワイヤレスイヤホンの傑作!
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TaoTronicsのSoundLiberty 53が第3世代に進化し、SoundLiberty 77と同じ「MCSync」採用となりました。つまり音切れしません!
SoundLiberty 77よりも優れている点が多く、高コスパな完全ワイヤレスイヤホンならSoundLiberty 53一択です。
とにかく音切れしない
SoundLiberty 77で既に分かっていましたが、同じAirohaチップの「MCSync」を採用しているので、とにかく音切れしません。
たとえ大きな駅でも音が切れてしまうことは皆無です。
左右同時伝送だから左右どちらでも片耳で聴ける

完全ワイヤレスイヤホンは、右耳が親機となる「リレー伝送」が一般的です。
SoundLiberty 53は左右が独立している「左右同時伝送」ですので、左右どちらでも片耳で聞くことができます。
リレー伝送は親機から先に電源をオン(ケースから取り出す)にしないと接続が不安定になることがありますが、左右同時伝送はどちらを先にオンにしても安定します。
約5,000円で安い
AirPods Proのようにアクティブノイズキャンセリング機能があるわけではありませんし、形状はAirPodsのパチモノ感は否めません。
でも安い。価格はAirPods Proの6分の1です。一番安いAirPodsと比べても4分の1。
- ノイキャンじゃないとダメ!
- みんなと同じAirPodsじゃないと安心できない
- どうせ安かろう悪かろうでしょ?
- 高いものを身に着けないと自分が安く見られると信じている
- みんなが自分を見ている
なんて人じゃない限り、十分満足できる品質です。
イヤーピースが一般的なサイズ

SoundLiberty 77のイヤーピースは非常に薄い特殊な形式をしていたため、通常のイヤーピースに交換するとケースに収まりづらくなっていました。そのため電源が切れづらく、いつまでたっても接続しっぱなしということが頻繁にありました。
SoundLiberty 53のイヤーピースは一般的なサイズなので、イヤーピースを交換しても大抵は大丈夫です。
LLサイズだとケースの蓋が完全にしっかり閉まらない
私はソニーのハイブリッドイヤーピースのLLサイズを使っています。
▼さすがにLLは大きいのかケースの蓋が完全には閉まりません。

でも電源は確実にオフになるので大丈夫です。
耳うどん

形状がいわゆる「耳うどん」です。色はブラックとホワイトがあり、ホワイトはAirPodsによく似ています。お世辞にもかっこいいとは言えず抵抗がある人がいるかも。
ですが、耳うどんの形状はいいことの方が多いと思います。
耳が痛くならない
SoundLiberty 77のような形状は、耳うどんに比べて耳に収まる部分が大きいです。
玉を耳に押し込んで落ちないようにする感じなので耳への圧迫感が強く、長時間着けていると耳が少し痛くなってしまうことがあります
一方耳うどんは、耳に入れる部分が小さいので軽い装着感です。もちろん痛くなることはありません。
落としづらい
うどんの部分をつかめるので、ケースへの出し入れや耳への装着が非常に楽です。これは意外な発見でした。
SoundLiberty 77のような丸い形状のものは滑りやすく、落としてしまうことがよくありました。
重低音
SoundLiberty 53は低音がよく出ます。SoundLiberty 77は中~高音域に寄っているので、比べると違いがよく分かります。
これは好みの問題だと思いますが、聴き疲れないのは53の方です。
欠点:特になし!
ケースが安っぽいとかはありますが、イヤホン本体が非常にしっかりしているので全く気になりません。
それからこの価格ならノイキャンが無いのは当たり前。高くなってしまうなら無い方がいいです。
完全ワイヤレスイヤホンが欲しいなら超オススメ!
完全ワイヤレスイヤホンが欲しいなら、第3世代のSoundLiberty 53をまず最初に検討すべきです。
SoundLiberty 77から乗り換えて一発で気に入りました。
欠点らしい欠点は見当たらないスキのない傑作だと思います。