[AWS]WordPress Certified by Bitnami and Automatticでハマる3つの注意点

2019年5月28日好き好きIT

[bitnami]公式ガイド通りにAWSでWordPressを立ち上げるのはムリなので注意

AWSでWordPressのブログサイトを立ち上げるのは非常に簡単です。

ただ、いくつかハマりポイントがあり、私もハマりました。

他の人が同じ轍を踏まないよう、記録しておこうと思います。

スポンサーリンク

仕事でAWSをやるなら最低限これは読んでおきましょう

▼AWSの入門本です。入門本にありがちな使い捨て感は全くないので長く使えます。

AWSの公式ガイドが曲者

AWSの公式HPには、WordPressを立ち上げるためのガイドが載っています。

基本的にはこの通りやればできるのですが、いくつか誤りがあったり触れていない部分があって盲信するとハマります。

AWS Marketplaceで選択するのは「WordPress Certified by Bitnami and Automattic」

AWS Marketplace

ガイドでは「WordPress powered by BitNami」と書いていますが、今はそんなものはありません。

見れば判断できるでしょ?と思われる方がいると思いますが、それができない人のためのガイドなんです。

キーペアは必ず作成すること

インスタンスを起動すると、キーペアを作成するかどうか聞かれます。

ガイドでは「Proceed without a key pair」を選択するように書いていますがウソです。そもそも日本語で「キーペアなしで続行」ですし。

Bitnamiはパスフレーズでのログインは不可ですので、これを選ぶとSSHやSFTPで接続できません。イメージを作り直すハメになります。

「新しいキーペアの作成」を選択しましょう。既にプライベートキーファイルを持っている人は「既存のキーペアの選択」でもOKです。

キーペア

ダウンロードしたプライベートキーファイルは、SSHやSFTPで接続する時に使いますので、大切に保管しましょう。

なぜかこっちのガイドにはキーペアを作成するような記述があるんですよね・・・。

AMIの初期ユーザーは「bitnami」

よくある「ec2-user」ではないので注意です。これに気付くまで相当苦労しました。

▼TeraTermでのSSH認証画面
SSH認証

ユーザー名に「bitnami」、暗号鍵にダウンロードした「プライベートキーファイル」を設定します。パスフレーズは不要です。

ガイドを早く修正してほしい

ハマるポイントはこんなところです。

聞けばそんなものかと思うようなものばかりですが、初心者がやると確実にハマります。心が折れてやめてしまうか、他のクラウドサービスに行ってしまうでしょう。

せっかくやる気を出しているのに、とてももったいないです。導入の障害になっている今のガイドをさっさと修正してほしいものです。

スポンサーリンク